株式会社 風

もちろん、相応の努力は必要ですよ。

勘違いしないでください。
必要なのは、お金ではありません「努力」です。

お客さんも喜ぶ値上げの方法は、以下の6個に分類されます。

  • 商品自身が纏っている情報を変える
  • タイミングを変える
  • 場所を変える
  • 顧客を絞り込む
  • 用途を絞り込む
  • 使い方を変える

(一応、5W1H)
今回は、初めの3つです。

商品自身が纏っている情報を変える

何にでも通用するのが、「ブランド(商品群に付けられた名前のこと)を変える」です。

たとえば、
「レクサスなら高くても買う」と言う人はたくさんいます。
たとえ中身がトヨタブランドの車と同じでも・・・(そんなことはないと思いますが)。

店舗なら雰囲気、モノならパッケージ、サービスなら接客などを変えれば「お客様が喜ぶ値上げ」ができます。
それぞれセンスが必要なので、場合によってはお金がかかるかもしれません。

環境、健康、自然、国産なんかも使いやすいキーワードです。
ただし、嘘をついてはいけませんよ。

タイミングを変える

たとえば、農作物なら他の生産者より早く出荷することで単価を上げることができます。
もちろん、早く育てるための工夫は必要です。

電気製品などでも、早くリリースした方が高く売ることができます。
なので、開発競争は熾烈です。
競合商品が出てくればすぐ値下がりするんですが。

それと、
肉牛は長期間買うほど肉がおいしくなるそうです。
でも、飼育期間を謳った牛肉は見たことが無いですね。

夏にスキー、冬に海、なんて言うレジャー施設も昔(今でも?)あった気がします。
が、これはお金をかけ過ぎ、かつ、撤退障壁が高いのでバツです。
こんなチャレンジができるのは、収益予測がゆるい3セク(昔の話?)ぐらいでしょうか。

場所を変える

異次元にトリップしているお客さんが集まっている場所ほど、高く売ることができます。
そして、高くても喜んで買っていきます。

たとえば、
ディズニーランド、お祭り、映画館、リゾートホテル、夏のビーチ、スキー場
などなど。

ミッキーたこ焼き
昔、アルバイトでたこ焼き屋をやっていた、という友達に、
「ディズニーランドでミッキーたこ焼き売ったら絶対もうかるよ」
と薦めたことがあります(もちろん冗談です)。

(今回はここまで)