DMの一生
DMとはダイレクトメールのこと。
- 宛名の住所に届けられる
- 秘書にスクリーニングされる
- ターゲットにリーチ
- 開封される
- 見られる(興味を引く)
- 読まれる(つい引き込まれる)
- さらに読まれる(共感する)
- 納得される
- (熟成される)
- 担当者に回される
- (熟成される)
- 問い合わせに使われる
が、DMの一生です。
熱が冷めないうちにメッセージを見せる
封筒を開けようとしているときには、ほとんどのお客様は中身を読む気になっています。
その気持ちが冷めないうちに、こちらから先制攻撃をして、「読む気」をさらにアップしてもらわなければなりません。
それまでに、読み手の感情を刺激するメッセージを届けることができなければ、読む気が冷めてゴミ箱行きです。
そのため、封筒を開けて中身を取り出したときに一番上に「あいさつ文」、その下が「一番読ませたいメッセージを書いた紙」になるように封入します。
そして、「一番読ませたいメッセージを書いた紙」は、紙質を変えるなどにより、一番目立つようにしておきます。
あいさつ文も大抵は読まれずゴミ箱行きですが、一応、礼儀ですのでちゃんと書いて入れておきます。
会社案内も一応は入れたほうが良いと思いますが、基本的には「おまけ」です。多くのお客様は、あなたの会社になんて興味ありません。お客様が知りたいのは「自分にどんな得があるのか?」です。
これは、どういうことかと言うと、「会社のブランドや知名度がなくてもDMは有効である」ということです。
以前、DMでマーケティングを行っていた時、全く世に知られていない会社でしたが、ちゃんと問い合わせはありました。
「DMなんて送ったら迷惑なのでは?」と思われている方もいらっしゃると思うのですが、ちゃんと真面目に作ったDMであれば、迷惑がられることはありません。私は、何十枚も紙を使って、捨てるのが結構手間なDMを使っていましたが、電話をかけても嫌がる素振りを見せた人はいませんでした。それどころか、「こんな資料をいただいて」とありがたがっている方もいたぐらいです。
頑張って作れば、DMは喜ばれます。怖がらずにやってみましょう。