受付の人のディフェンスをくぐりぬけて本人につながりましたか?
お疲れ様です。
しかし、ようやくここからが本番です。
あなたなら、まず最初に何と切り出しますか?
「先日、**の資料を**様宛に送付させていただいたのですが、読んでいただけましたでしょうか?」
ですか?
こんな質問をしたくなるお気持ちは分かります。
しかし、じつは、この質問は禁句です。
なぜなら、
「読んでません」という否定的な回答が返ってくる確率が非常に高いからです。
あなたが逆の立場になった場合を想像してみてください。内容のことを聞かれるのは面倒なので、読んでいても「読んでません」と答えたくなりますよね?
電話に限らず、いつでもそうなのですが、否定的な言葉を使わせてしまうと、お客様自身が自分で発した言葉から影響を受け、否定的な態度に変わってしまいます。
そういうことなので、否定的な回答が返ってくることが分かり切った質問は避けなければなりません。
売り込まれると思って身を固くしている相手に、まず最初に話す言葉は、
「資料は届いていますでしょうか?」
です。
簡単な質問から入ります。考えるまでもなく答えられます。
届いていればYes届いていなければNoです。
別段嘘をつく理由もないので、みなさん正直に答えてくれます。万が一届いていなければ、送り先を確認して再送の許可をいただきましょう。
教訓
(できるだけ)相手にNoと言わせない。